砂川水稲振興会創立70周年記念式開催

農業関連

 JA新すながわの砂川市水稲振興会は1月21日、砂川市のJA本所で第70回定期総会を開いた。役員改選で新会長に井上善博さんを選んだ。会員ら33が出席。
 壽松木裕会長は「昨年は異常気象や米価の暴落等が重なり生産者には厳しい年となった。ここ2年間は新型コロナウイルスの影響により思うような活動ができなかったが、新体制下でも変わらぬ協力を願いたい」と話した。
 総会では「2021年度事業報告・収支決算」「2022年度予算案」等4議案を原案通り可決した。
 総会後、同会の創立70周年記念式典が行われ、70周年記念誌が披露された。
 同会は1953年に砂川町水稲研究クラブとして発足。水稲栽培技術の研究と向上に努め、良食味米を目指して切磋琢磨してきた。記念式典には34名が出席。武藤和實さん、渡辺勝郎さんに功労役員として感謝状と記念品が贈呈された。
 記念式典に参加した善岡雅文砂川市長は「70年にわたり日本の食料基地である空知の米作りに尽力いただき感謝する。特に最近の10年の努力は目ざましく、ゆめぴりかの低タンパク米・出荷率は全道トップクラス、コンクールでも最高賞を受賞するなど優秀な成績をおさめたのは皆さんの努力の賜。砂川市としても基幹産業である農業を守るため、国・道へ推進し協力していきたい。」と活動を讃えた。

部長以外の新役員は次のとおり
副会長=河合保裕(再)、伊藤孝吉(新)、理事=後藤克彦(再)、監査=菊地匡(再)、樋口学(再)

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