米の収穫作業始まる

農業関連
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 JA新すながわでは9月8日、令和4年産米の稲刈りがスタートした。
 奈井江町大和で「特別栽培米ゆめぴりか」など16㌶を作付けする阿部廣己さん(69)は、この日5月22日に移植した約1.2㌶を刈り取った。
 阿部さんは「今までの実績をふまえ、良食味米を出荷できるよう生育管理をしてきた。実入りが良く、下見検査では整粒も良かったので刈り取りを決めた」と話す。
 同地区の稲刈りスタートは昨年より12日遅く、JAの室井米穀畜産課長は「昨年は高温により稲刈りが早まったが、今年はほぼ平年通り生育が進んだ。下見検査では全体的に乳白も少なく整粒が良い。品質が良いのは間違いないだろう」と語った。
 同JA地区の水稲水張面積は約1600㌶で、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きらら397」等が中心。通常栽培米に加え特別栽培米、高度クリーン米や農薬節減米等さまざまな方法で栽培をしている。
 稲刈り作業は10月中旬まで続き、収穫した籾の大半は奈井江町のライスターミナルに運ばれ、乾燥調製等の後、系統を通じて全国のこだわりのお米屋さんなどに出荷される。

春香先生
春香先生

良いお米は全体的に透明感がありますが、「乳白」はお米の中心部が白くなったものをいいます。

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