9月6日、2021年産米の受入れを開始した。昨年より4日早い受入れ開始。
この日は奈井江町にあるライスターミナルに、特別栽培米や高度クリーン米を含む「ゆめぴりか」198トンを受け入れた。
受入開始に当たりJAの佐々木孝一組合長は「周囲に注意を払い、安全第一で作業にあたってほしい」と生産者と従業員を前に挨拶。
奈井江町茶志内で「ゆめぴりか」など約11haを作付けする大西暁陽さん(41)は、8月30日に刈った特別栽培米「ゆめぴりか」約9トンを出荷した。大西さんは「今年は高温が続いたので昨年より1週間以上早い稲刈りとなった。刈り取った感じでは量は平年並み。下見検査でタンパク値が低かったので品質は良いと思う。あとは食味が良ければ」と話した。
同JAの室井米穀畜産課長は、「高温により稲刈りが早まった影響で初日は過去最高の受け入れとなった。検査結果はタンパク値も低く、アミロース値も良い。食味も良いと思う。今年は9月8日頃から受入れが込み合うと予想されるが、生産者に迷惑が掛からないよう安全に配慮し取り組みたい」と話す。
JAでは10月中旬まで9900トンの受入れを予定しています。