献穀田抜穂祭 献穀米を収穫

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 JA新すながわでは秋の宮中行事「新嘗祭(にいなめさい)」に献上するお米の収穫をする「抜穂祭(ぬいぼさい)」を9月5日、奈井江町高島地区大関光敏さん(59)の献穀田で執り行い、地元関係者やJA職員ら約60人が参加した。
 この式典はJA新すながわが主催し、耕作長を務めた同JAの佐々木組合長は「生育に害が出ないよう丹精込めて作られた大関さんには感謝したい」と話した。
 神事の後、清められた斎田で刈乙女(かりめ)の奈井江小学校6年生4とJA職員2名が黄金色に彩られた「ゆめぴりか」の稲穂を一株ずつ丁寧に刈り取った。
 耕作者の大関さんは「普段以上に丹精を込めた。天候にも恵まれ品質も良いおいしいお米ができたので、是非、天皇陛下に届けたい。」と話した。
 刈乙女として参加した小学生たちは貴重な体験ができたことに感謝し「奈井江町で天皇に献上するお米が作られることはすごいこと。もっとお米の育て方を学びたい」と話した。
 収穫したお米は後日、大関さん夫婦が皇居に持参して献納する予定だ。

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