JA新すながわの砂川トマト部会は1月26日、奈井江町のJA支所で第30回定期総会を開いた。役員改選で加藤裕司組合長を再選した。組合員ら18名が出席した。冒頭、年間を通して高品質なトマトを生産した森川勇樹さん(40)に共励会表彰を行った。
2021年は夏場の高温などの影響で、計画に比べ1700万円減の2億200万円の出荷実績となった。
加藤組合長は「夏の高温、乾燥により一時は裂果も多発したが、最終的には正品率、秀品率、10a当たり収量は昨年より高かった。異常気象への備えを行い、おいしいトマトを出荷していきたい」とあいさつした。
総会では「21年度事業報告・収支決算」「22年度事業計画・予算案」等5議案を原案通り可決した。
組合長以外の新役員は次のとおり
副組合長=菊地匡(再)、鈴木雅之(新)、幹事=渡辺達郎(再)、奥山 一俊(再)、寺崎基次(新)、監査=小澤 一彰(再)、河合 保裕(再)
写真は共励会表彰を受ける森川さん(写真・右)
春香先生
「裂果」(れっか)とは、トマトの表面に亀裂が入り割れること。自分たちでたべるには問題ないが、商品としては出荷できません。某テレビの「ゼロ円食堂」では「セーフ」です。