JA新すながわ地区で7月24日、令和4年産玉葱の収穫作業が始まった。
砂川市富平地区で約9㌶を作付けする岡田圭司さん(53)は、この日極早生品種「SN-3」約30㌃を収穫。岡田さんは「今年は天候にも恵まれ品質は良さそうだ。適期に防除もできたので病害虫の心配もなく生育は順調に進んだ。昨年は干ばつの影響で収量が少なかったので、足りない分を補える量を今年収穫できれば」と話した。
また、26日には同市北光地区でも収穫作業が始まり、同じく「SN-3」を収穫した寺上雅夫さん(67)は「雨が多かったせいか倒伏が遅れ気味。肥大も遅れ気味だか極早生品種としては十分な出来だ」と収穫の感想を語った。
JAでは7月末に共同選果を開始する予定でJAの担当者は「昨年は高温干ばつの影響で収量も少なく管理が難しい年だった。それゆえ、生産者も『今年こそは』という思いが強く生育管理に努めた結果、高品質な玉葱が多そうだ」と本年作の出来の良さを語った。
同地区の収穫作業は9月上旬頃まで続く予定。