水稲の播種作業始まる

農業関連

 JA新すながわで4月18日、水稲の播種作業が始まった。
 奈井江町高島で水稲22ヘクタールを作付けする農業法人「稲十」では、4月上旬に温湯消毒した「ゆめぴりか」の種子を代表の稲垣直樹さん(50)や、今春、大学を卒業し就農した長男の薫さん(22)ら6人で育苗ポットに播種した。今月末までにハウス11棟に「ななつぼし」や「きらら397」約1万枚を並べる予定。
 5月17日ごろに田植えを予定している直樹さんは「面積もあるので、管理を丁寧にしていきたい」と話した。薫さんは「今まで稲垣家がやってきたことを少しずつレベルアップできれば」と今後の抱負を語った。
 同日「特栽ゆめぴりか」2000枚の播種作業を行った同町茶志内の農業法人「小林農場」代表の高田裕幸さん(56)は「近年育苗期間の気温が高いので、ハウス内の風通しを良くして、温度管理をしていきたい」と話した。

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