JA新すながわのゆめぴりか生産協議会は22日、奈井江町で稲刈り体験会を開いた。奈井江小学校の5年生37名が、同校に隣接する笹原幸二さん(37)の水田約1アールで「ゆめぴりか」を収穫した
同協議会の熊谷智克会長が「春の田植体験から災害もなく無事大きな株になり、おいしいゆめぴりかになったと思う。みんなで大事に一株一株刈り取って食べ物の大切さを学んでほしい。」と挨拶。
その後、同協議会の会員と普及センター、JA職員らの指導を受けながら鎌で刈り取った。
児童を代表し、松尾翠洸くんが「稲刈り体験は初めて。本当に楽しく、今後刈り取ったお米を食べるのが楽しみ」と感想を話した。
収穫体験には奈井江町の三本英司町長も参加し、「田植えから稲刈り、自分たちで手入れしたお米の美味しさは大きくなっても忘れないと思う。」と体験学習の大切さを話した。
収穫した米は、乾燥・調整後、児童に配られる予定だ。