小学生が稲刈体験学習・空知太

農業関連

 9月27日、砂川市空知太で稲刈り体験会を開いた。砂川市空知太小学校の5年生17名が、同地区の渡辺達郎さん(40)の水田約5アールで「ゆめぴりか」を収穫した。
 稲刈りは渡辺さん家族や砂川市水稲振興会会員、JA職員らが手伝い、児童たちは手鎌を上手に使い、一株ずつ丁寧に刈り取った。今回刈り取った稲は5月に児童らが田植え体験で植えたもの。
 児童を代表して長塩大雅君が「田植えをしてからこんなに大きく育っていた。刈り取りは大変だった」と感想を話した。
 渡辺さんは父親の勝郎さん(72)の時代から10年以上体験学習を続けており、勝郎さんは「田植えや稲刈りなどの農業体験は貴重なもの。みんな良い経験をしたと思う。ご飯を食べるときに刈取りの大変さを思い出して、大切に食べてほしい」と児童たちに呼び掛けた。

タイトルとURLをコピーしました