ゆめぴりかの里 2022.05.182020.10.01 「美味しいお米」として北海道を代表する銘柄となった「ゆめぴりか」 栽培・生産・出荷まで独自の厳しいルールがありながら、最高品質のお米作りに挑み続けるJA新すながわの取り組みをご紹介します。 JA新すながわでは、良質米産地を目指して、さまざまな取り組みを進めています。 JA新砂川の生産者は、北海道という広い大地と冷涼な気候を生かし、安全で美味しいお米作りに励んできました。人と自然を大切にするお米づくり、それが「クリーン農業」です。 消費者のみなさまに安全で安心して食べていただけるお米を食卓へ。 これからも「 JA新すながわ」はクリーン農業です。 良食味米の安定生産・環境保全型農業の取組み JA新すながわ ゆめぴりか生産協議会 美味しさの追及、品質向上にむけてゆめぴりか憲章を制定し、厳しいルールのもと、ひとりひとりが安全で安心な美味しいお米を消費者にお届けするため日々の研究、勉強をおこたらず本当の美味しさのため努力を惜しみません。このような努力が認められ平成24年度北海道米麦改良協会共励会にて「生産グループの部」で初代の最優秀賞を獲得しました。 JA新すながわ カエル倶楽部 カエルと共存できる、環境にやさしい米作りを目指し、独自の栽培基準、高い技術力により美味しさのための探求を目的に集まった米作りの匠たちです。 高度クリーン米のゆめぴりかを全道で初めて生産。農薬75%減、化学肥料を一般的なゆめぴりかの半分以下とする難しい栽培ですが、美味しいお米を皆さんに届けるために品質にこだわったお米を作っています。このような日々の努力が認められ平成26年度北海道米麦改良協会共励会で「生産グループ」「個人の部」それそれで最優秀賞を獲得しました。 米穀調整・供給体制の整備 JA新すながわライスターミナルは生産者から17%に乾燥(一次乾燥)させた籾を受入し、15%までの仕上げの乾燥(二次乾燥)を行っています。 二段乾燥することにより品質の均一な良食味の米を生産しています。受け入れたお米は、全量色彩選別機で異物や品質の低いお米を除去するため、均一な品質でブレの少ない高品質で安心なお米を出荷できます。 また、籾の状態でサイロに保管し、冬期間氷点下5℃以下の外気を取り入れることで、籾を休眠状態にして新米に近い鮮度を保持。玄米は雪を利用したエコな低温倉庫に保管することでクリーン農業に取り組んでいます。 ライスターミナル 利雪型低温倉庫「雪米の蔵(ゆめのくら)」 受賞歴 第1回ゆめぴりかコンテスト最高金賞(平成27年) 北海道米「ゆめぴりか」の美味しさを産地単位で競う初の「ゆめぴりかコンテスト」が12月9日、札幌市で開催されました。全国的に新品種が相次いで登場する中で、産地が生産技術や食味を競うことで「ゆめぴりか」のブランド力を高めることが狙いです。道内7地区の予選を勝ち抜いた代表が出品し、最高金賞は空知地区代表のJA新すながわが受賞いたしました。 このコンテストは生産者や道内JAなどで作る「北海道の新たなブランド形成協議会」と「北海道米販売拡大委員会」が主催したものです。 100トンの出品が参加条件で、地区代表を選ぶコンテストには45JAが参加しました。 審査では研究者や実需者らの8名が7地区の代表の米を食べ比べ、出場者が地域の特徴や栽培の熱意を記載した「PRシート」も評価の参考にしました。 最高金賞のJA新すながわは、特別栽培米に力を入れ、高品質にこだわっていることをアピールしました。 審査委員長を務めた北海道大学の川村周三教授によると「硬さと粘りのバランス」評価されたとのことです。また、千野米穀店の徳永善也代表は「冷めてくると味が際立ったものがあり迷ったが、食味では新すながわが良かった」と評されました。 新すながわの「ゆめぴりか」は最高金賞を示すシールを貼り、12月下旬から道内の販売店で数量限定で販売されます。【日本農業新聞より引用】 米のヒット甲子園大賞受賞(令和2年) 空知管内JA新すながわ産「ゆめぴりか」が、日経トレンディ(日経BP社発行)が企画する「第6回米のヒット甲子園」で初めて大賞を受賞した。 JAの杉本修組合長は「近年は全国的に新品種が生まれていて戦国時代。そのような中での受賞は格別」と喜ぶ。 同甲子園は新米の味覚の個性を消費者目線で評価し、今、一番食べてほいし米を決める人気の連載企画。 今年は全国の「5つ星マイスター」から推薦された51品種のうち、新潟県の「新之助」など上位9品種が最終審査にノミネートされた。 審査は、神戸の米穀店「いずよね」の代表取締役で5つ星マイスターの川崎恭雄委員長、俳優の山下真司氏ら7名が行い9品種を試食。各審査員の評価から、さらに「金色の風」「いちほまれ」「ゆめぴりか」に絞り込み、7人中5人が「ゆめぴりか」に投票し大賞を獲得した。 同甲子園は2月4日発売の同誌3月号に掲載される。授賞を受けて「ゆめぴりかの里」をうたう奈井江町は急きょ、大賞受賞を伝えるポスターを作成。全国の米穀店などに配布する予定だ。【日本農業新聞より引用】