水稲種子温湯消毒作業が始まる

農業関連

 JA新すながわでは4月6日、本年度の水稲種子温湯消毒を奈井江町内にあるJA施設で始めた。
 この日は、「ゆめぴりか」などの3品種6戸分の種子1480㌕を消毒。種子は5㌕ごとに小分けし、60℃の湯に10分、6℃の水に4分浸し脱水する。
 JAの室井文博米穀畜産課長は「温湯消毒の最大のメリットは農薬を使用しないこと。現在は地区内水張面積の7割ほどの量だが、3年以内にはJA新すながわの基準として全量を温湯消毒としたい」と話す。
  作業は10日頃にピークを迎え25日まで続き、約100戸の生産者が今年使用する「ゆめぴりか」や「ななつぼし」など8品種約33㌧の種子を消毒する予定だ。

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