JA新すながわの特別栽培米生産組合とゆめぴりか生産協議会は5月上旬、合同で水稲の育苗管理に関する青空教室を開いた。約25人の生産者が参加した。
奈井江町高島の大関光敏さん(59)と砂川市西豊沼の寿松木裕さん(54)の育苗ハウスで、「ハウス内における育苗管理」と「水田の耕起作業のポイント」などについて再確認した。
空知農業改良普及センターの藤原昭博主査は、「これから気温が上がる時期。裾換気時の開放面積を大きくし風通しを良くする。大苗を避け、適期・適正な移植を行う」と話した。水田の耕起については「田んぼの土を良く乾かし、土を練り潰さないよう代掻きは簡単に」と説明した。
ゆめぴりか生産協議会の熊谷智克会長(49)は「苗の生育はとても大切なステージ。聞いたことがある内容かもしれないが、おさらいし、しっかり実践してほしい」と呼び掛けた。