JA新すながわの「北海キングメロン」が6月10日、札幌中央卸売市場の初セリで、秀5玉1ケースが10万円の値をつけた。
メロンを生産したのは奈井江町茶志内の有限会社江口農園(代表江口敏文さん(61))。
3月に定植したルピアレッド58玉を砂川市にあるJAの選果施設に出荷。昨年より1日遅い初出荷だ。
江口さんは「今年は豪雪の影響で例年より3~4日定植が遅れ、出荷も遅れると思っていた。しかし6月に入り暖かい日が続いたので、例年並みの出荷となった。思っていたより大玉傾向でこの時期としては珍しい。また、朝晩の温度差が大きかったので糖度も高い。品質も良いと思う」とコメント。
同JAの佐々木孝一組合長は「昨年の初セリは2万円だったが、例年並みになりホッとしている。今後も価格が安定してほしいと」期待する。
JA新すながわ産のメロンは10月下旬まで選果作業が続き、本年度4700ケース(8kg箱換算)、1700万円の取扱高を目指す。
春香先生
北海キングメロンは「赤肉」です。ご賞味ください。