地元小学生が稲刈り体験を行う

　砂川市吉野地区の奥山農園は9月13日、砂川市立中央小学校5年生児童18名による稲刈り体験学習を行いました。
　児童達は6月に同農園で植えた「特別栽培米ゆめぴりか」の小さな苗がまっすぐ大きく成長して黄金色に染まった田んぼを見て垂れた稲穂にお米の実が入っていることを実感していました。
　同農園の奥山一俊さんや手伝いに訪れた砂川市水稲振興会員から稲刈りの指南を受けた児童達は鎌を手に持ち、初めてながらも際よく次々と刈り取りました。約12㌃の田で半分近く刈り取った後、昔ながらの足踏み脱穀機で脱穀体験も行いました。
　その後、児童から「自分達が植えた田んぼでご飯茶わん何杯分できるのか」、「今年のお米の出来はどうなのか」等の質問が寄せられ奥山さんが一つずつ丁寧に説明しました。
　奥山さんは「稲刈り体験を通して農業の大切さ、食べるまでの手間を学んで食べ物を大事にしてほしい。」と児童達に呼びかけました。