空知管内JA新すながわのゆめぴりか生産協議会と特別栽培米生産組合は5月2日、合同で水稲の育苗管理に関する青空教室を開き、「ハウス内の育苗管理」、「水田の耕起作業」と「適正な移植作業」について再確認した。
空知農業改良普及センター中空知支所の竹原顕普及員から水田の乾きが悪く作業の遅れが避けられない中、「苗が進み過ぎぬよう、出芽揃い後は換気を十分に行い、やや低めの温度で管理し灌水を徹底すること」、耕起作業については「砕土を丁寧に行い、透水性を悪化させぬよう練り潰しを避けること」、また移植作業については「平均気温が年々上昇していることも考慮して適期茎数に近づいたら早めに移植作業し、苗の老化を回避すること」と話した。
ゆめぴりか生産協議会の熊谷智克会長は「苗の段階でコメの出来の大半が決まるといってもよい大切な時期。わからないことはどんどん質問して納得し、今後の作業に努めてほしい」と呼び掛けた。