
JA新すながわの取組み
JA Shinsunagawa’s Initiatives
ゆめぴりかの里
全ては美味しさのために
「美味しいお米」として北海道を代表する銘柄となった「ゆめぴりか」
栽培・生産・出荷まで独自の厳しいルールがありながら、最高品質のお米作りに挑み続けるJA新すながわの取り組みをご紹介します。

JA新すながわでは、良質米産地を目指して、さまざまな取り組みを進めています。
JA新砂川の生産者は、北海道という広い大地と冷涼な気候を生かし、安全で美味しいお米作りに励んできました。人と自然を大切にするお米づくり、それが「クリーン農業」です。消費者のみなさまに安全で安心して食べていただけるお米を食卓へ。
これからも「 JA新すながわ」はクリーン農業です。
北海道米の歩み
昭和
食味評価が低く「やっかいどう米」と揶揄される不遇の時代
平成初期
品種改良により平成元年に「きらら397」がデビュー!一躍脚光を浴びる
目指せ日本一の米どころどころ北海道!
昭和59年 「ゆきひかり」誕生!
昭和63年 「きらら397」が誕生!
平成8年 「ほしのゆめ」が誕生!
平成13年 「ななつぼし」が誕生!
平成15年 「おぼろづき」「ふっくりんこ」が誕生!
平成21年 「ゆめぴりか」がデビュー!
平成23年 「ゆめぴりか」「ななつぼし」が北海道米で初めて日本穀物検定協会食味ランキングで最高位特Aを獲得!
現在も特A継続中!!
良食味米の安定生産・環境保全型農業の取組み

JA新すながわ ゆめぴりか生産協議会
美味しさの追及、品質向上にむけてゆめぴりか憲章を制定し、厳しいルールのもと、ひとりひとりが安全で安心な美味しいお米を消費者にお届けするため日々の研究、勉強をおこたらず本当の美味しさのため努力を惜しみません。このような努力が認められ平成24年度北海道米麦改良協会共励会にて「生産グループの部」で初代の最優秀賞を獲得しました。
- ホクレンのタンパク基準7.4%以下の更に上、6.8%以下を目指し生産
- (農薬節減米·慣行栽培米)
※個人成績は組織内公表

JA新すながわ カエル倶楽部
カエルと共存できる、環境にやさしい米作りを目指し、独自の栽培基準、高い技術力により美味しさのための探求を目的に集まった米作りの匠たちです。
高度クリーン米のゆめぴりかを全道で初めて生産。農薬75%減、化学肥料を一般的なゆめぴりかの半分以下とする難しい栽培ですが、美味しいお米を皆さんに届けるために品質にこだわったお米を作っています。このような日々の努力が認められ平成26年度北海道米麦改良協会共励会で「生産グループ」「個人の部」それそれで最優秀賞を獲得しました。
- 慣行栽培比化学肥料5割·化学農薬を7割以上削減し、タンパク6.5%以下の良食味米生産に挑戦し続ける米の匠達
- 特別栽培での実績、メンバー全員の承認が無ければ加入は許されない
- 低タンパク米以外の出荷には罰金が科せられる
- (高度クリーン米)
※個人成績は組織内公表

特別栽培米生産組合
- 慣行栽培比化学肥料·化学農薬を5割以上削減し、JA新すながわゆめぴりか憲章のタンパク基準6.8%以下の更に上6.5%以下を目指し生産
- (特別栽培米)
※個人成績は組織内公表


SDGsへの取り組み









食料・農業事業分野
- 持続可能な農業生産の拡大・食料の安定供給を推進します
- 農業生産における環境負荷軽減に取り組んでいます
・減農薬・肥料の適切利用に関する営農指導
・青果物のイエスクリーン栽培・お米の高度クリーン栽培
・種もみの薬剤を使用しない温湯消毒
・過剰な肥料を投入しない為の土壌診断 - 農業生産におけるICT等の先進技術の普及と推進に取り組んでいます
・RTKによる自動操舵や水田センサーなどの普及推進
・スマホ・タブレットを利用した情報伝達の迅速化 - 資源の活用・使用削減に取り組んでいます
・会議資料等・パソコン・タブレットを使用することによる紙の削減
・使用済み農業用ビニールの回収 - 女性農業者の新規就農支援を推進します






地域・くらし事業
- 食育活動
小学生の田植え・稲刈り体験を行っています。また、給食センターへの米・農産物の提供、青年部の徐育所訪問も行っております。 - 都市農村交流
府県や札幌市の消費者との産地交流を行っています - 農福連携
青果物選果場において各事業所様と連携し就労を頂いています - 地産地消
もぎたて市 女性部が中心となり地元農産物を Aコープ店内で販売 - 雇用確保
農業で働く場所の提供を、JA無料職業紹介・デイワークアプリで行っています
受託 ドローン

ドローンで、農業の未来を拓く
地域の担い手支援の一環として、JAにてドローンによる防除作業やそば、子実コーンの播種作業などを受託しております。
青年部
JA青年部は、農業の未来を担う若手農業者が集う組織です。
地域貢献や農協事業の推進、若手農業者である部員同士の親睦などを目的に、様々な活動を行っています。
JA新すながわ青年部は、29名の盟友の盟友が活躍しています。 また、北海道農協青年部協議会や全国農協青年組織協議会の一員として、全道・全国規模のJA青年部活動にも取り組んでいます。





女性部
JA女性部は、おもに食農や地産地消活動、助けあい活動(高齢者福祉)、料理や手芸などの趣味、健康の維持、環境保全活動などに取り組んでいます。
若い世代の組織として、「フレッシュミズ」があります。食や農業に関心のある女性が集まり地域での活動を行っています。
女性部員は自主的に運営し、社会に貢献する活動を進めています。




受賞歴
コンテスト最高金賞


北海道米「ゆめぴりか」の美味しさを産地単位で競う初の「ゆめぴりかコンテスト」が12月9日、札幌市で開催されました。全国的に新品種が相次いで登場する中で、産地が生産技術や食味を競うことで「ゆめぴりか」のブランド力を高めることが狙いです。道内7地区の予選を勝ち抜いた代表が出品し、最高金賞は空知地区代表のJA新すながわが受賞いたしました。
このコンテストは生産者や道内JAなどで作る「北海道の新たなブランド形成協議会」と「北海道米販売拡大委員会」が主催したものです。
100トンの出品が参加条件で、地区代表を選ぶコンテストには45JAが参加しました。
審査では研究者や実需者らの8名が7地区の代表の米を食べ比べ、出場者が地域の特徴や栽培の熱意を記載した「PRシート」も評価の参考にしました。最高金賞のJA新すながわは、特別栽培米に力を入れ、高品質にこだわっていることをアピールしました。
審査委員長を務めた北海道大学の川村周三教授によると「硬さと粘りのバランス」評価されたとのことです。また、千野米穀店の徳永善也代表は「冷めてくると味が際立ったものがあり迷ったが、食味では新すながわが良かった」と評されました。
新すながわの「ゆめぴりか」は最高金賞を示すシールを貼り、12月下旬から道内の販売店で数量限定で販売されます。

空知管内JA新すながわ産「ゆめぴりか」が、日経トレンディ(日経BP社発行)が企画する「第6回米のヒット甲子園」で初めて大賞を受賞した。JAの杉本修組合長は「近年は全国的に新品種が生まれていて戦国時代。そのような中での受賞は格別」と喜ぶ。
同甲子園は新米の味覚の個性を消費者目線で評価し、今、一番食べてほいし米を決める人気の連載企画。今年は全国の「5つ星マイスター」から推薦された51品種のうち、新潟県の「新之助」など上位9品種が最終審査にノミネートされた。
審査は、神戸の米穀店「いずよね」の代表取締役で5つ星マイスターの川崎恭雄委員長、俳優の山下真司氏ら7名が行い9品種を試食。各審査員の評価から、さらに「金色の風」「いちほまれ」「ゆめぴりか」に絞り込み、7人中5人が「ゆめぴりか」に投票し大賞を獲得した。
同甲子園は2月4日発売の同誌3月号に掲載される。授賞を受けて「ゆめぴりかの里」をうたう奈井江町は急きょ、大賞受賞を伝えるポスターを作成。全国の米穀店などに配布する予定だ。
【日本農業新聞より引用】