JA新すながわでは5月26日、令和4年秋の宮中行事「新嘗祭に上納される献穀米の御田植祭を奈井江町高島地区大関光敏さん(59)の献穀田で執り行った。
同JAが主催し、地元関係者やJA職員ら約70人が出席。同JA地区内で開かれるのは平成18年の奈井江町以来16年ぶり。
神事の後、約60アールの献穀田にかすりの着物と花がさという古式ゆかしい姿の奈井江小学校6年生4名とJA職員2名の早乙女が、「ゆめぴりか」の苗を一株ずつ丁寧に植えました。
早乙女を務めた児童たちは「音に合わせてみんなでそろえて植えるのは大変だった」、「良い経験になった。これからも地元のお米を食べていきたい」などの感想を述べました。
耕作者の大関さんは「天皇陛下へ献上するので、美味しくて高品質なお米を作りたい」と最善を尽くすことを誓った。
「抜穂式」は9月に行う予定で、早乙女役を務めた児童たちも「ぜひ参加したい」と声をそろえていた。